DLT

DLTとは、Degital Liner Tapeの略でDEC社(Digital Equipment Corprationの略)によって採用されました。
当時のDEC社の型番は、下記の通りです。
CompacTape I (TK50) TK50ドライブ用
CompacTape II(TK52) TK70ドライブ用
DLTテープは、当時の3M社にて製造OEM供給され米国では、3Mブランドでも販売されていました。
その後、DEC社からQUANTUM社に引き継がれDLTと名称も変更されました。
製品は、DLT III, DLT IV, Super DLT I, Super DLT II, S4と進化していますが、DLT IV以来、LTO市場へと時代の波は変わっています。
圧倒的な市場視野を誇ったDLT IVが現在でも需要が有りますが、リプレースの場合はDLTからLTOに変わるユーザーが多いようです。
IBM, HP、富士通等のシステムメーカーが新世代のDLT規格をを取り入れないためです。
DLTテープ価格
DLT互換表

画像は、IBM DLT VS1です。